※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
【小さい頃は和菓子が苦手だった】
私が小さい頃(昭和の終わりがけ)、ばあちゃんがお盆に作っていた「おはぎ」。
にぎりこぶしほどの大きなもので、あんこがたっぷり。
当時、洋菓子至上主義かつ、豆が大嫌いだった私は、あんこにも苦手意識がありました。
それに加えて、うちの「おはぎ」はお米の粒が残ってブツブツとしてて、その食感も苦手でした。
だから、おはぎを見ても食べたいとは思いませんでした。
【おはぎを抹茶とともに楽しむお盆】
あれから30年以上の年月を経て、ばあちゃんはこの世を去り、私はアラフォーに。
ここ数年、自分の好みの変化に自分でも驚くのですが、和菓子を好んで「食べたい」と思うようになったのです。
「あんなに苦手だったのに、なんでこんなにあんこを欲してしまうのだろうか」
栄養を調べてみると、小豆には鉄分とポリフェノールが豊富に含まれているらしい。
私の慢性的な貧血が、あんこを欲してしまうのかもしれない…なんて、妙に納得したりして。
和菓子のおいしさに目覚めて、ますます食い意地に磨きがかかっています。
そして昨日、スーパーのチラシに、おはぎと桜餅のパックが載っているのを見て、わざわざ買いに行ってきました。
どうせなら、と抹茶も一緒に買って。

おはぎには「魔除け」と「五穀豊穣」の意味があって、ご先祖様にお供えしたものをお下がりとしていただくのが、昔からの慣習となっているようです。
コロナ禍で長らくお墓まいりもしていませんが、せめて心の中で思うだけでも立派な供養だと、私は思います。
……と、あえて書いちゃうのは、「おはぎが食べたい」という欲求に、意味をつけたいだけなのかもしれませんが。笑
とにかく、お抹茶とおはぎは最高においしい。(当たり前か)
これは毎年のお盆の新定番にしたいと思います。
【ばあちゃんのおはぎが食べたい】
そんな風に、おはぎのおいしさを知った今だからこそ思うこと。
ばあちゃんのおはぎが食べたいな〜って。
ばあちゃんがおはぎを作っているところを見たこともないけど、きっと家族みんなのことを思いながら作っていたにちがいない。
今さらそんなことを思っても、どうしようもないのにね。
だから、私は来年のお盆には、ごはん粒がブツブツの、にぎりこぶしほどの大きさの「おはぎ」を作ってやろうと、新たな楽しみができました。
その時には、またブログに書けたらいいなと思います。
読者様も、ぜひステキなお盆をお過ごしください。